回転猫の雑記

新しいことを知るのはたのしい。

日本の鉄塔 2選

こんばんわ。回転猫です。

今回は、最近私が知った日本の鉄塔について紹介していこうと思います。

針尾送信所

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針尾送信所(はりおそうしんじょ)は、長崎県佐世保市針尾島にある海上保安庁の無線送信所である。敷地内にある巨大な3本のコンクリート製の電波塔、針尾無線塔は大正時代より建つ自立式電波塔としては高さ・古さともに日本一である。「旧佐世保無線電信所(針尾送信所)施設」の名称で国の重要文化財に指定されている。

針尾送信所の象徴である電波塔の高さは、1号及び2号塔が135m、3号塔が137mで、基部の直径は約12m、厚さは76cm。3本の配置は約300m間隔の正三角形となっている。

その姿は遠方(例えば烏帽子岳・隠居岳、冷水岳)などからも確認できるほど壮大である。対岸にある西海橋からの眺望が知られていたが、2006年新西海橋(事実上、西海パールライン有料道路の延長)が開通し、これは従来の国道202号よりも送信所側を通るため、よりその大きさがわかる。

 

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 太平洋戦争開戦の暗号「ニイタカヤマノボレ一二〇八」を送信した電波塔として有名らしいです(諸説あります)。

 

スケール感が街と合っていません。

原町無線塔

 

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1921年大正10年)7月に現在の福島県南相馬市原町区高見町二丁目(北緯37度38分8.58秒東経140度58分55.73秒座標: 北緯37度38分8.58秒 東経140度58分55.73秒)に完成した原町無線塔は、底面直径17.7m、突端直径1.18m、尖塔高約201m、鉄筋コンクリート製の電波塔で、1928年12月に依佐美送信所の鉄塔(250m)が完成するまでアジアで最も高い建築物であった。

設計・施工については、1921年11月10日発行の『震災予防調査会報告 第97号(甲)』に収録されている「原ノ町無線電信塔振動ノ験測」(大森房吉著)に詳しいので以下に述べる。なお、1フィート=0.3048メートル、1インチ=0.0254メートル、1=0.30303メートルで換算した。

当初は鉄塔になる予定だったが、第一次世界大戦の影響で鉄の値段が高騰したため、鉄筋コンクリート製に変更になった。 無線施設には201メートルの主柱の他に、60メートルの木製の副柱18本が主柱から400メートル離れた場所に設置され、傘型の空中線を構築していた。出力は450kw。 1928年(昭和3年)には、木製の副柱に代わり、高さ200メートルの鉄製の副柱5本が主柱から500

メートル離れた場所に設置され、出力も750kwに改善された。

現在は解体され、10分の1スケールのミニチュアが記念碑として設置されているそうです。

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2014年にゲンロンカフェで原町無線塔のイベントが催されていたようです。

 

日本の近代建築もいいものですよね。

 

それでは。